普通の理学療法士が社会づくりに挑戦する物語

こんにちは、だいじろうです。
今回は第1回目のコラムとなりますので、簡単に自己紹介とこのコラムで綴っていきたいことについて書いていきたいと思います。
だいじろう 2021.03.15
誰でも

だいじろうの生い立ち

ぼくは佐賀に生まれ、高校時代までを地元で過ごしました。

小学校時代は父が単身赴任・母が常勤の看護師で、いわゆる鍵っ子(鍵をなくすので持ってませんでしたがw)でした。

クソガキでしたねw

中学時代はバレーに明け暮れて、たいした技術もないのに本気でVリーガーになりたいと思って頑張ってました。

高校では進学校だったこともあり、バレーよりも勉強に励んでいました。

どちらも本気で取り組んでいたので、「本気で向き合うとその向き合う対象が何であれ、多くの学びが得られる」を学んだような気がします。

大学は鹿児島の大学に進学し、理学療法士の資格を取得するために必死に遊んでいました←

とにかく遊び倒していましたね。

そのおかげもあり、大学では5年間も学ばせていただきました!

両親には申し訳ない気持ちです。。。

大学卒業後は佐賀の整形外科クリニックで勤務し、それはもう忙しく働きました。

入職当時は夜の10時とか11時まで患者さんがいて、その後にミーティングや勉強会をやっていたので、帰宅するのは1時とか2時。

そこからレポートをつくったり、自分で勉強したりして、朝7時から同期と勉強会という名の愚痴の言い合いをしてましたw

その後、鹿児島の整形外科に移って管理職として組織づくりに勤しみました。

社会人になってからは、整形外科では理学療法士として勤務するのとは別に、トレーナーとしてスポーツ現場でも活動していました。

スポーツを通じて多くのことを学ばせていただいたので、その恩返しをしたいという想いで活動していましたね。

現在は鹿児島市で自費のコンディショニングサロンを運営する傍ら、オンラインコミュニティKIZUKIを運営して、コミュニティメンバーと一緒に社会課題を解決するためのプロジェクトを進めていったりしています。

他にも医療者向けWEBプラットフォームXPERTのディレクターをしたり、CLINICIANSという療法士団体でライターをしたりしています。

そういった活動はすべて「人と人とがつながるやさしい社会へ」というビジョンを実現するためにやってます。

人と人とがつながるやさしい社会へ

これまでの経験のなかで、人が生きていく上で大切なのは「つながり」だなと感じました。

とくに医療機関で勤務しているときに強く感じたのですが、医療って「病気や怪我を治す方法」を提供していると思われがちですが、「病気や怪我をもつ人たちがだれかとつながる場」を提供していると思うんですよね。

最近ではいわゆる”治る病気や怪我”が増えてきているので、患者さん側も”治してもらう”ことを求めて来られます。

もちろんそれ自体は良いことだと思うのですが、それは表面的な気持ちで患者さんはその病気や怪我が治るかどうか、これからどうなっていくのかが分からず、不安を抱えて来院されます。

実際の臨床現場でも「高い臨床スキル」を提供することよりも、「将来に対しての不安を解消」することで患者さんの満足度が高まっていたのを感じていました。

そういった経験から、医療は「痛みや不調を抱える方々の不安を和らげるコミュニティ」なんだなと思うようになりました。

また、その他にも日本という国が衣・食・住が充実しているにも関わらず幸福度が低いという状況や、SNSが発達していって急に”個”が重視されるようになったことも踏まえて、「コミュニティ」というものが大切なのかなと考えるようになりました。

たとえばこれまでは大人になると、平日は仕事をして家に帰って、休日には家族との時間や趣味を楽しんだりしていたかと思います。

仕事と家族と趣味のコミュニティに属していて、それらのコミュニティのなかの価値基準があったかと思います。

それがインターネットが普及し、いろんな情報が得られるようになったことで、元々のコミュニティとは別の価値基準をもたされていまうようになり、それまでは気にならなかったところも不満に感じたり、ストレスを感じたりするようになったのではないでしょうか?

これまでは「今のコミュニティで満たすしかない」という状況だったのが「あそこのコミュニティで満たせるかもしれない」という状況になっているんですよね。

もちろん”今のコミュニティ”で満たされている人はそれでいいと思いますが、そうでない方は”別のコミュニティ”で満たすことも大切になってくるのかなと思います。

そういったことからも「コミュニティ」について深く考えていくようになりました。

そして、コミュニティを通じて人と人とがつながるようになることで、人に対して僻み・やっかみをもつのでなく、人にやさしくなれる社会になるんじゃないかなと。

それがぼくが「人と人とがつながるやさしい社会へ」というビジョンを掲げている理由です。

このコラムでは「人と人とがつながるやさしい社会」をつくっていくための活動やその裏側について綴っていきたいと思います。

という感じであーだこーだ書いておりますが、どこにでもいる普通の理学療法士が社会づくりに挑戦するよって話です!

そして、”社会”というものについてあまりにも学んできていないので、必死こいて学んでいて、それをここで言語化していくよって話です!

「一緒にやさしい社会をつくりたい!」という方は、メルマガ登録していただいたり、TwitterやFacebookでシェアしていただけると嬉しいです!

ということで、月・水・金の12時に配信を予定しておりますので、よろしくお願いします。

現場からは以上でーす

無料で「人がつながるやさしい社会へ」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

誰でも
小さなコミュニティのなかでの価値基準
誰でも
”生きづらさ”について考えてみた
誰でも
ギフトのあり方が変わってきている
誰でも
患者さんの「お心づけ」というギフトから考えること
誰でも
ギフトエコノミーという考え方
誰でも
これからぼくたちは何を求めていくんだろう?
誰でも
ぼくが提供していたのは医療ではなかった